
雪国でのサザンカの防寒対策
私の庭に植えてあるサザンカの防寒対策の様子
下にある画像は、私の庭に植えてあるサザンカの雪囲い(ゆきがこい)の様子です。晩秋は寒くなるので雪囲いは11月中旬から12月初旬くらいまで、少しずつ何回も天気の合間をぬってやります。私の庭の西側は田畑になっているので、西風が強くサザンカを育てるには非常に環境が悪いです。
今は不織布を巻いていますが、前は畑で使うビニールマルチにポンチで無数の穴をあけたものを使っていました。穴をあけるのが面倒なので不織布になったわけです。光合成のことも考えるとあまりぐるぐる巻いて暗くもできません。
大体ですが、あまり二重にならないよう巻いています。でも不織布の光線透過率は約90%のものが多いので、多少二重になったくらいは大丈夫です。寒冷紗か、不織布か、穴あきマルチか、別の方法か悩むところではあります。その地域の最低気温や風の強さ、そして考え方にもよるし、私は簡単なので不織布を使っています。
しかしこれでも毎年少しは枝先から枯れます。寒い冬のときはいっぱい枯れる年もあるし、枯れない年もあります。何もしないで枯らしたサザンカがいっぱいあるので、この方法で防寒しています。枯れは頂上の枝先のほうがひどいです。下の方はあまり枯れません。毎年春に枝が伸びても冬に頂上が枯れてくるので、なかなか大きくなりません。
積雪地域でサザンカを育てるのであれば、防寒はした方がいいと思います。それでも手の先が届くくらいの高さまでだと思います。私の家にある岐阜県から購入したピンクの早咲きサザンカくらいの大きさで限界です。このサザンカの根元の直径は6cmです。高さは手の先が少し届かないくらいなので、2mちょいくらいでしょうか。
このくらい根元の直径が太くなると、春先に多少枝が枯れても、太くなった幹や根に栄養分をためる量が増えるからか、6月7月頃に新葉や新梢を展開してくる総量も増えるような気がします。

次の3枚は同じ木です。
今年は雪が降るのが非常に早くて、今満開なのにこんな状況です。まだ木が若くて枝が細いので、昨日の夕方のうちビニール紐で少し枝を補強していたのです。

左の写真と同じ木ですが、今晩も雪が降るようなので、満開ですがあきらめて雪囲いすることにしました。まずPPコードまたはTNラインコード5ミリ厚で縛ります。

次の3枚は同じ木です。植えている場所が、晩秋に日陰になる所なので、どうしても花数が少なくなるようです。
もう少し背が高くなると日も当たるのですが、なかなか大きくなりません。今年も新芽が7cmくらいしか伸びませんでした。

2011年に岐阜県から早咲きサザンカとして流通しているものを購入したもの。
今年はサザンカが咲くのが2週間ほど遅いうえ、11月初旬に咲き始めてもなぜかまだ5分咲きです。12月初旬には早すぎる雪が降ってきました。

雪は一旦解けましたが。日中の気温も一桁台だし、夜間はマイナスの気温で、もう咲き切らないようなので、残念ですが雪囲いすることにしました。
茶色のPPコード6ミリで縛ります。「himo himo.com」の早瀬工業(株)製です。白色のTNラインコード5ミリでもいいのですが、白は目立つのでネットで目立たない茶色を購入しました。
雪国での防寒対策の話
積雪地域で樹木を育てるうえでの防寒対策ですが、こちらでは防寒という言葉をあまり使いません。防寒しなければならない木を植えることがないからです。そのかわり雪囲い(ゆきがこい)というのがあります。目的は雪の重みで枝が折れないように、板や竹などを使って木を囲うことです。単純に縄や紐で縛るだけから、要塞のように板で囲う人もいます。
山形市近辺では雪が一番積もったときでも10~30cmくらいなので雪囲いはほとんどしませんが、少し離れた私の住んでいる所になると平年で30~50cmくらいになるので、やる人が多くなります。もう少し雪が深い方に行くと、もう見栄えのする立派な雪囲いばかりで、芸術のようです。近隣で見栄えを競っているかのようです。
サザンカの防寒対策を外すタイミング
サザンカに防寒対策したものを外すタイミングは、少し暖かくなってからの方がいいです。私が住んでいる山形では3月中はまだ寒く、0度くらいの寒風が吹きます。そのため私は毎年4月の上旬に不織布を外します。
こちらは、だいたい4月20日前後には桜が咲き始めるのですが、逆算するとその半月くらい前ということになります。3月に入れば雪はほとんど消えているので、3月中旬までにはその他の雪囲いは外しますが、サザンカの不織布はそのままです。
周りは春めいていて、サザンカだけ不織布を巻きっぱなしで見栄えがすごく悪いのですが我慢です。なぜかというと、着ているものを早く外してしまい、0度くらいの寒風にさらされて一週間くらいたつと、緑だった葉っぱがだんだん茶色に変わってくるからです。
葉っぱが落ちる時期は2月~4月下旬頃までです。冬の間頑張って木にくっついていた葉っぱを、ここで落としたくはないのです。葉っぱ一枚一枚が大事です。
2026年春、サザンカの雪囲いを外しました。
雪囲いを外した画像3枚です。地面に葉っぱがいっぱい落ちていますが、3本とも95点です。春先の枯れは頂上がひどいのですが、3本とも頂上が枯れていません。一安心です。今年1月2月の極寒期の最低気温はマイナス9度だったと思います。天気予報で5日ほど見た記憶があります。マイナス10度にはなりませんでした。
ちなみに去年の4月に雪囲いを外したときは、点数をつけるならピンクの早咲きサザンカが85点、桃花一重のサザンカ2本は100点でした。
ページが重たくなるので小さい画像になっていますが、クリックしていただくと大きい画像が見られます。

雪囲いを外したときの様子。今年は95点。
去年4月5日に雪囲いを外したときの画像、85点。

去年4月5日に雪囲いを外したときの画像、100点。

去年4月5日に雪囲いを外したときの画像、100点。
我が家のキンモクセイの耐寒性が増した話
下にある写真の我が家のキンモクセイは、約30年前に植えたものですが、最初から毎年極寒期を過ぎた2月、3月頃にかけて葉っぱの8割くらいが落葉していました。20年間くらいずっとです。周りにある大きなキンモクセイで落葉しているのは見かけません。
なぜ私のキンモクセイだけ落葉するのか不思議です。キンモクセイは常緑樹で南の方の樹木だし、こちらの冬があまりに寒いので仕方ないのかなあと思っていました。しかし5月になれば葉っぱが展開するので心配していません。
樹木はいずれ大きくなると耐寒性が増すという話もなにかで見た記憶があり、いつになったら耐寒性が増すのかとずっと思っていました。しかし約10年くらい前から春先に葉が落ちることがなくなりました。やっと周りの環境になれてくれたと思っています。
SASANQUAの庭の話3
サザンカを植えている庭にはとにかく色々なものが植えてあります。過去にはいっぱい木を植えていましたが、今は木をだいぶ処分して少なくなりました。その代わり、切り花になる花や山野草がいっぱいあります。
下の画像で、上段はチューリップとスイセンです。切り花用に植えています。下段はミヤマオダマキの白花と青花です。















